2008-01-01から1年間の記事一覧
このあいだ観た「ミクロの決死圏」と同じモチーフの映画。ただしこれはコメディ。コメディにしたことで物質縮小の荒唐無稽さも許される。「ミクロの決死圏」よりもずっと最近の映画なだけあって、内視鏡で撮影したような、よりリアルな体内風景が広がる。ミ…
匂いの形容を捜している。うまく形容できないのがもどかしいのだ。 味の場合、甘い、酸い、苦い、塩っぱい、旨い、辛い、渋い、水っぽい、コクがある、というような形容ができる。 匂いは、そういう形容詞に乏しい。基本味や三原色に相当する基本臭というの…
キリストもの。シナリオはおもしろい。 しかしウィレム・デフォーはやっぱりイエスの雰囲気ではないな。演技は悪くない。俳優の、雰囲気の問題。いかにもなイエス臭がない、あの顔立ちのせいかな。「あしたのジョー」の力石徹みたいだし。たとえイエスがウィ…
長い。6時間くらいある。その割には飽きがこない。その意味ではなかなかの映画だ。 イエスは美男だが、「パッション」を観た後なので、ずいぶんと元気そうに見える。痛みが弱すぎて、嘘くさい。 マグダラのマリアは、木の実ナナを彷彿とさせる。
副主人公のハチが「NANA」とは別の女優になっている。どういう事情だったのだろう。カワイ子ぶるのは同じでも、前の女優のほうがかわいかったような気がする。中島美嘉の演技は良くなっているようだ。
中島美嘉の演じるNANAがどうも怖い。その理由は、眉毛がないから。汚い言葉でしか喋らないしね。
仏教少女マンガの映画化作品。当時はもちろん新しかったのだろう。しかし今観るとずいぶん古めかしい映像。 とはいえ、修行僧の世界をファッション志向の少女マンガにそのまま持ち込むという発想は、スパゲティに海苔やワサビや辛子明太子を効かせるようにい…
女性は外出時にハンドバッグを持っていることが多い。何が入っているのか妻に聞いてみた。文庫本。財布。ハンカチ。化粧品。最近はモバイルスイカで切符以外も買える。そのうち電子マネーでことたりるようになるかもしれない。文庫本だって電子ブックブラウ…
JRの駅のホームで電車を待っていた。到着した電車があって、人が大勢降りてきた。人の流れに囲まれる。甲高い叫び声が聞こえた。アメリカインディアンのような奇声だ。ナバホ族、いやアパッチ族か。西部劇の襲撃のシーンが脳裏によぎった。奇声が飛び交う。…
今日、野毛山動物園に行った。野毛山動物園では、クジャクが放し飼いになっている。さわろうと思えばさわれるだろう。餌はやってはいけないのだが、やっている人もいる。クジャクは飛ぶのは苦手そうだ。しかし大人の腰くらいの高さなら飛び上がれる。細い金…
たしかに8枚入りとは書いてある。だが、箱の大きさにくらべて、内容が少なすぎるのではないか。あまりの少なさに、仰天した。だまされた気分だ。
朝、通勤路沿いの民家の脇を通ると、花の香りとすれちがう。匂いとぶつかっても痛くも痒くもないが、すれちがいざま薄い生地の袖が触れるような、一種はかない煙たさがある。ちょっとミカンに似ているような、もう少し気取った感じの、甘い匂い。すぐにキン…
洋書の古書。1971年 Houghton Mifflin Company 刊。 題名は直訳すると、「ユーモアの宝庫」。副題が"640 Anecdotes, and Limericks, Complete with notes on How to Tell Them, from America's Leading Renaissance Man"つまり「640の逸話とリメリック。その…
原作小説が出版されたとき、読んでみたいなと思いつつ読まずにいた、その小説の映画版。 町議会の議決によってとなり町との戦争が始まっていた。「となり町戦争」は、そんな意外性のある「戦時中」の田舎町の物語だ。退屈で事務的な町役場の手続きの衣をまと…
勤務先の会社から、ねんきん特別便を受け取った。 妻は先週末に郵便で受け取ったばかりだ。 私の場合、転職もなく、氏名変更もないので、加入記録はあっさりしている。全国にあるグループ企業が一社化したことで勤め先の会社名が変わったことがあるが、それ…
古い映画。アシモフがノベライズを書いたことでも有名。もう42年も前(1966年)の映画なので古くさいのは否めない。 地下の政府機関の秘密基地の中で二人乗りのカートが行き交う交差点には、交通整理のガードマンが両手を振って交通整理をしている。なぜ信号…
左の肋骨が見えるくらいに鞭打たれ、血まみれとなったナザレのイエスが、口からよだれを垂らし、ふらふらする足で重そうな十字架を担ぐ映画。 「マリア」が薄いスープだとすると、こちらはとても濃厚で生臭いスープ。 ワンカットだけのラストシーンで、傷の…
イエス・キリストを産んだ聖マリアとその夫ヨセフの婚姻前から出産までを辿るストーリー。 受胎告知のシーンで受胎を告げる天使は翼のかわりにヒゲが生えていて、かなり怪しいおじさんになってしまっていた。 それはそうと、主演のマリア役、ケイシャ・キャ…
西洋歌舞伎。 CD・DVDレンタルショップのツタヤから割引のハガキが来ていたので使ってみた。借りることにしたのはレオナルド・ディカプリオ主演の「ロミオ&ジュリエット」。最近ディカプリオづいている。この前みたDVD「キャッチミー・イフユーキャン」もデ…
ペーパーバック「I.ASIMOV A MEMOIR」を読み終えた。 アシモフ3冊目の自伝。前の2冊は日本語版ではそれぞれが上下巻なので4冊だった。前の2冊は長過ぎたから2冊になったそうなので、これは2本目の自伝と言っていいのかもしれない。前の自伝「思い出はな…
きょうは珍しく定時退社。まだ明るいので、会社の玄関前のJRの線路の向こうに見える古書店を覗いてみる気になりました。小さい、古びた店で、なかには他に誰もお客はいません。店の人もいないのかなと思ったら、奥におじいさんがじっと座って本を読んでらっ…
9月13日には、静物画の秘密展とミレイ展を観にいきましたが、ミレイ展のほうが見応えがありました。 ミレイ展では、「両親の家のキリスト(大工仕事場のキリスト)」(1849年 - 1850年・テート・ギャラリー収蔵)が気に入りました。http://upload.wikimedia.…
それは風景画のようでした。 携帯電話のカメラで撮るのはお手軽でいいんですが、なかなかきれいなものを観た感動をそのままに写しとれないので残念です。
真っ白な彼岸花っていうのも、きれいですね。 これは近くの畑に咲いていた花です。 スーパーからの買い物の帰り道で撮りました。
妻といっしょに歩いていたら、空がきれいと言うので見上げた。ほんとうにきれいだった。
東京駅近くの丸の内オアゾで丸善の書店を覗いたついでに、たまたま見かけて入ったカレーうどん専門店、古奈屋。 きのうの夜の食事をそこで食べたらおいしかったです。気に入りました。 きのう外出した理由は暑いのでおやつにソフトクリームを食べるためでソ…
歩いて20分ほどのところにある市立図書館に行った帰りに、その近くにあるブックオフに入りました。新古書店というのか、明るく広く大きな店舗できれいに化粧直しのされた古書を売っている店です。この店ではマンガも含めて立ち読み自由なので、老若男女(と…
今朝はかなりな雨でした。 出かけるときに玄関のドアを開けると冷えた外気とともに雨音がワッと大きくなりました。ドアの向こうに黒く濡れたアスファルトの道が見えます。大きめの傘を差すと、バランスをとるのにちょっとだけ力が要りました。屋外に出ると、…
たまたまポール・グレアムさんのエッセイのページ http://www.paulgraham.com/writing44.html に たどりついたら、短いものは67分で書いたとありました。 id:doyu さんによるその日本語訳が http://d.hatena.ne.jp/doyu/20050523 にあります。 (id:doyu さ…
最近のお菓子には抹茶とかきな粉とか胡麻とか餡を洋風のお菓子のバリエーションとして使うものがけっこうある。抹茶アイスクリームは私も好きだ。きな粉のグミとか、チョコレートコーティングした小豆などもある。ポッキーとか小枝チョコレートとかKitKatに…