2008-10-01から1ヶ月間の記事一覧
この間の情報処理試験の日の夕方は頭が痛かった。きのう、きょうと朝洗面所で顔を洗う前に一度ずつ、血の混じった痰が出た。のどが少し痛い。多少咳も出る。それで、念のため近所の病院で診察を受けた。聴診と胸部X線撮影でとくに問題なし。痰の検査のため、…
ファッショナブル。スタイリッシュ。ビューティフル。そういう作品に仕上がっているところがすごい。 クローンがオリジナルの自我を持ち続けるという、よくある不合理な設定を採用しているのが残念。クローンだからではなく、もっと別の理屈付けがあればよか…
暗い。重い。かなりおもしろかったような気もする。
まっとうなSFを映画で作りました、という雰囲気の映画。描写と映像、カメラワークについては「2001年宇宙の旅」とか「2010」に匹敵する雰囲気が出ていていい感じです。ストーリーは、ちょっと息抜きが足りない感じです。エンタテインメントとしては不発でし…
SF小道具てんこもり。いかにも夏休みの家族向けという出来上がりの映画だった。科学的な面での「それらしさ」を除けて考えると、娯楽作品として十分おもしろいと思う。ただし、その欠けている科学的整合性が気になってしまうと、だめじゃん、という気分にな…
かつて合衆国副大統領だったアル・ゴアさん本人が主演した映画として観るなら、よくできている。演技とかカメラへの意識が見えないのは政治家としてカメラにさらされることに慣れていたせいか。テーマにそって作ったと思われる短編アニメーション映画を講演…
レンタルDVDで、きのう観た。 興味深く観た。歴史上の事件への関心も少し高まったかもしれない。 ただ、映画としての完成度はあまり高くないように感じた。 日本映画は海外にあまり売れないから予算不足なのだろう。財源不足でリアリティを追求できなかった…
プロジェクトマネージャ試験。受験地は、南浦和にある小松原高等学校。 とりあえず、解答は埋めた。時間いっぱい、人事は尽くしたつもり。 まだまだ勉強不足かもしれないが。
妻が古事記にある因幡の白うさぎの話を自分なりに翻訳してみようと思っていると言った。 どんな話だったかと読み直してみた。 こんな話である。たぶん。 オオナムジノミコトという神がいた。八十人もの兄がいる兄弟の末っ子である。このオオナムジはオオクニ…
非常に評価が高いアニメーションのようなので、好奇心半分で観た。 冒頭からアニメーションの絵が雑で、見てられないような気分になったが、背景美術は非常にしっかりしている。ところどころ使われているコンピュータ・グラフィックスも高精彩。進むにつれて…
よかった。 音楽も。 ストーリーも。 劇中劇の「ピーター・パン」も。 少し、涙がにじんだ。 素晴らしい。 そうか。主演のジェームズ・バリーはジョニー・デップだったのか。映画によって顔の変わる人だな。
ウエンツ瑛士が主演。この人って本名なんだ。へえ〜。 でも鬼太郎にしては細すぎ。それにちょっと美形すぎ。 映画は、なんというか、「新春スター隠し芸大会」のノリである。バラエティ番組で見かけそうないわゆる芸能人が出過ぎだからか。おもしろくなくも…
このあいだ観た「ミクロの決死圏」と同じモチーフの映画。ただしこれはコメディ。コメディにしたことで物質縮小の荒唐無稽さも許される。「ミクロの決死圏」よりもずっと最近の映画なだけあって、内視鏡で撮影したような、よりリアルな体内風景が広がる。ミ…
匂いの形容を捜している。うまく形容できないのがもどかしいのだ。 味の場合、甘い、酸い、苦い、塩っぱい、旨い、辛い、渋い、水っぽい、コクがある、というような形容ができる。 匂いは、そういう形容詞に乏しい。基本味や三原色に相当する基本臭というの…
キリストもの。シナリオはおもしろい。 しかしウィレム・デフォーはやっぱりイエスの雰囲気ではないな。演技は悪くない。俳優の、雰囲気の問題。いかにもなイエス臭がない、あの顔立ちのせいかな。「あしたのジョー」の力石徹みたいだし。たとえイエスがウィ…
長い。6時間くらいある。その割には飽きがこない。その意味ではなかなかの映画だ。 イエスは美男だが、「パッション」を観た後なので、ずいぶんと元気そうに見える。痛みが弱すぎて、嘘くさい。 マグダラのマリアは、木の実ナナを彷彿とさせる。
副主人公のハチが「NANA」とは別の女優になっている。どういう事情だったのだろう。カワイ子ぶるのは同じでも、前の女優のほうがかわいかったような気がする。中島美嘉の演技は良くなっているようだ。
中島美嘉の演じるNANAがどうも怖い。その理由は、眉毛がないから。汚い言葉でしか喋らないしね。
仏教少女マンガの映画化作品。当時はもちろん新しかったのだろう。しかし今観るとずいぶん古めかしい映像。 とはいえ、修行僧の世界をファッション志向の少女マンガにそのまま持ち込むという発想は、スパゲティに海苔やワサビや辛子明太子を効かせるようにい…
女性は外出時にハンドバッグを持っていることが多い。何が入っているのか妻に聞いてみた。文庫本。財布。ハンカチ。化粧品。最近はモバイルスイカで切符以外も買える。そのうち電子マネーでことたりるようになるかもしれない。文庫本だって電子ブックブラウ…
JRの駅のホームで電車を待っていた。到着した電車があって、人が大勢降りてきた。人の流れに囲まれる。甲高い叫び声が聞こえた。アメリカインディアンのような奇声だ。ナバホ族、いやアパッチ族か。西部劇の襲撃のシーンが脳裏によぎった。奇声が飛び交う。…
今日、野毛山動物園に行った。野毛山動物園では、クジャクが放し飼いになっている。さわろうと思えばさわれるだろう。餌はやってはいけないのだが、やっている人もいる。クジャクは飛ぶのは苦手そうだ。しかし大人の腰くらいの高さなら飛び上がれる。細い金…
たしかに8枚入りとは書いてある。だが、箱の大きさにくらべて、内容が少なすぎるのではないか。あまりの少なさに、仰天した。だまされた気分だ。
朝、通勤路沿いの民家の脇を通ると、花の香りとすれちがう。匂いとぶつかっても痛くも痒くもないが、すれちがいざま薄い生地の袖が触れるような、一種はかない煙たさがある。ちょっとミカンに似ているような、もう少し気取った感じの、甘い匂い。すぐにキン…
洋書の古書。1971年 Houghton Mifflin Company 刊。 題名は直訳すると、「ユーモアの宝庫」。副題が"640 Anecdotes, and Limericks, Complete with notes on How to Tell Them, from America's Leading Renaissance Man"つまり「640の逸話とリメリック。その…
原作小説が出版されたとき、読んでみたいなと思いつつ読まずにいた、その小説の映画版。 町議会の議決によってとなり町との戦争が始まっていた。「となり町戦争」は、そんな意外性のある「戦時中」の田舎町の物語だ。退屈で事務的な町役場の手続きの衣をまと…
勤務先の会社から、ねんきん特別便を受け取った。 妻は先週末に郵便で受け取ったばかりだ。 私の場合、転職もなく、氏名変更もないので、加入記録はあっさりしている。全国にあるグループ企業が一社化したことで勤め先の会社名が変わったことがあるが、それ…
古い映画。アシモフがノベライズを書いたことでも有名。もう42年も前(1966年)の映画なので古くさいのは否めない。 地下の政府機関の秘密基地の中で二人乗りのカートが行き交う交差点には、交通整理のガードマンが両手を振って交通整理をしている。なぜ信号…
左の肋骨が見えるくらいに鞭打たれ、血まみれとなったナザレのイエスが、口からよだれを垂らし、ふらふらする足で重そうな十字架を担ぐ映画。 「マリア」が薄いスープだとすると、こちらはとても濃厚で生臭いスープ。 ワンカットだけのラストシーンで、傷の…
イエス・キリストを産んだ聖マリアとその夫ヨセフの婚姻前から出産までを辿るストーリー。 受胎告知のシーンで受胎を告げる天使は翼のかわりにヒゲが生えていて、かなり怪しいおじさんになってしまっていた。 それはそうと、主演のマリア役、ケイシャ・キャ…