きのう観たDVD「不都合な真実」

 かつて合衆国副大統領だったアル・ゴアさん本人が主演した映画として観るなら、よくできている。演技とかカメラへの意識が見えないのは政治家としてカメラにさらされることに慣れていたせいか。テーマにそって作ったと思われる短編アニメーション映画を講演に挿入したり、横に非常に長いスクリーンを使ったり、クレーンを使ってグラフの突出性を演出してみせたりというところは普通の講演者にはおいそれとは真似できないところだろう。一般の映画とも競争できる水準の作品だと思う。