世界を変えた三大発明

 Wikipedia によると、フランシス・ベーコンの『ノヴム・オルガヌム』に、印刷術・火薬・羅針盤の3つが世界を変革した、という記述があるそうな。

 要約すると、伝達手段・実力手段・移動手段の進歩が世界を変革した、ということですね。

 その前後の歴史をふりかえってみましょう。

 伝達手段の進歩は、音声→言語→文字→紙→写本→印刷→出版→録音→電信→放送→WWWのように進んできたようです。

 実力手段の進歩は、火→斧→槍→弓矢→刀剣→火薬(7世紀-10世紀)→ロケット(1000年頃)→望遠鏡(1589)→無煙火薬(1886)→核爆弾(1945)のように進んできました。

 移動手段(とその補助手段)の進歩は、舟(先史時代)→車輪(BC5000年紀)→馬車(BC2000年紀)→騎馬(BC1000年頃)→鐙(4世紀)→羅針盤(11世紀)→海図(13世紀)→蒸気自動車(1769)→蒸気船(1783)→気球(1783)→蒸気機関車(1804)→自転車・ジャイロスコープ(1817)→自動車(1870)→電車(1881)→動力飛行機(1903)→蒸気タービン艦(1906)→装甲戦闘車両(1916)→ジェット機(1944)→原子力潜水艦(1954)→GPS(1973)→スペースシャトル(1981)のように進んできました。

 これから先は、どんなふうに進歩して行くんでしょうね。