はな

 秘すれば華なり、というあの「花」である。「風姿花伝書」ですか、ちゃんと読んだことはないけど。
 「あのヒトには花があるね」みたいにも使われますね。

 小西甚一の「古文研究法」の説明によれば、この「花」とは、観客を惹きつけるような要素のことらしい。
 つまり、「謎」か。

 「秘すれば華なり」は「謎で引っ張れ」ということですな。
 「この後、衝撃の事実が!」といいつつCMにつなぐ、みたいな。

 え? ちがいますか?