Test'emが便利

 Test'emというJavaScript用のテスティング・フレームワークが便利です。
 https://github.com/airportyh/testem

Got Scripts? Test’em!

Unit testing in Javascript can be tedious and painful, but Testem makes it so easy that you will actually want to write tests.

スクリプトある? テストしちゃえ!

単体テストJavaScript でするのは嫌になるし苦痛だし、でも Testem がそれをうんとかんたんにしてくれるから、テストが書きたくなるよほんとに。

 ということで、testem を使うと、実にお手軽に JavaScript のテストが実行できます。

 testem コマンドを実行すると、(デフォルトではポート番号 7357 で)簡易ウェブサーバが実行されます。で、そのポートを指定してブラウザで http://localhost:7357/ にアクセスすると、そのブラウザからのリクエストによってテストが実行され、実行結果がブラウザ上に表示されます。それだけでなく、その状態はコマンドラインにも表示されます。
 もうひとつ別のブラウザを起動して、また http://localhost:7357/ にアクセスすると、そこにもテストの実行結果が表示されます。それだけでなく、その状態はコマンドラインにも(タブ表示を模した形で)表示されます。
 コマンドラインでの表示は矢印キーでブラウザを切り替えることができます。これでたとえば FirefoxChrome からリクエストすると、両方のブラウザでのテスト実行ができるわけです。
 テストコードを変更したり、被テストコードを変更したりすると自動的に読み込みなおされます。すべてのブラウザにその更新がすぐに反映されます。とても便利です。

 testem launchers で使えるブラウザの一覧が表示されますが、ここで表示されたブラウザで順番にテストを実行して結果をコマンドラインコンソールに出力してくれる testem ci コマンドも、テキストファイルで実行結果を保存したいような場合には便利に使えそうです。

 惚れちゃいました。