人類の拡散

人類はアフリカを10万年前にはじめて出たそうだ。




それから4万年かけて(6万年前に)メソポタミア地方に広まり
そこから
1万年かけて(5万年前に)東南アジアまで
2万年かけて(4万年前に)ヨーロッパとオーストラリアまで
3万年かけて(3万年前に)シベリアまで(たぶん日本へも)
4万5千年かけて(1万5千年前に)ベーリング海を渡ってアメリカ大陸まで
広がったのだという。
犬が人間に飼いならされ、最終氷河期が終わり、定住生活が一般化して
農耕が始まったのもこのころだという。




しかし人類の拡大はなおも続いた。
それからさらに1万年以上がたって
6千年前にはニューギニアまで
3千年前には広大無辺の太平洋、オセアニアにカヌーで乗り出し、
ニューギニアを含むメラネシア
ニュージーランドを含むポリネシア
1千年前にはオセアニア一帯に広がり
ニュージーランドにもたどりついていたそうだ。




南極大陸は人類に発見されたのが
1820年になってからだった。
ノルウェー人のアムンゼンが初めて南極点に達したのはその91年後の
1911年12月14日だった。




そしてそれから68年後、2世代も経たないうちに人類は月を歩いた。
初めて月に立ったのはアメリカ人のアームストロングで、
1969年7月20日のことだった。
「一人の人間にとっては小さな一歩だが、人類にとっては大きな飛躍である」
"That's one small step for a man, one giant leap for mankind."




なんとも壮大な旅路である。