1月の読書メーター

読んだ本の数:6冊
読んだページ数:1101ページ

苺田さんの話 5 (講談社コミックスキス)苺田さんの話 5 (講談社コミックスキス)
無言の演技がすばらしい。2コマで変化する表情。そこに浮かぶ涙。3コマで告げる別れ。そこに漂う哀しみ。うまいなあ。好きです。
読了日:01月31日 著者:小沢 真理
絵でわかる前置詞の使い方 (アスカカルチャー)絵でわかる前置詞の使い方 (アスカカルチャー)
素朴なイラストをまとって現れるいくつもの前置詞。類書を書店で見比べた中ではこの本がよかった。使われ方の状況別と単語別のパートにわかれていて、同じ前置詞に二回ずつ触れることができるのもよい。
読了日:01月25日 著者:エインジェル・久保
神様 (中公文庫)神様 (中公文庫)
不思議なお話。ほのぼのというより、むしろ淡々とした、日常現実感覚の幻想譚。著者が紡いだ「夢」というのは、当たってるかもしれない。
読了日:01月21日 著者:川上 弘美
日本語という外国語 (講談社現代新書)日本語という外国語 (講談社現代新書)
おもしろすぎて物足りない。学校文法とは違う、話すための日本語文法。日本語を外国語と比較し、日本語を解剖する。もっと読みたい気分で読み終わる。このくらいがちょうどいいのかもしれない。
読了日:01月19日 著者:荒川 洋平
香水ジルバ香水ジルバ
過剰なまでの比喩と形容がおもしろい。時代や場所の異なる3つのプロットが次第に縒りあわされていくのもなかなかサスペンスを高めてくれる。荒唐無稽ながらもSFチックな理論を掲げてみせたりしてくれるのも楽しい。露骨ではないもののセックス描写は少し多い。ただしそれがまた往々にして突拍子もない形容の渦なのでいやらしくなく、むしろ滑稽である。先行してほぼ同時に英文の原著も読んだが、読書メーターでは探し当てられないようで残念だ。
読了日:01月11日 著者:トム ロビンズ
ビジュアル英文法 (駿台受験シリーズ)ビジュアル英文法 (駿台受験シリーズ)
分量はそう多くないのでさっと読めてしまいます。けど、なかなかおもしろい説明が多いので、良書だと思います。
読了日:01月02日 著者:刀祢 雅彦

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