ローマ帝国の滅亡

 ローマ五賢帝の最後の皇帝マルクス・アウレリウス・アントニヌスの息子コモドゥスとその時代をかなりの脚色を加えて描く。映画はコモドゥスの友人リヴィウスと、コモドゥスの姉のルシラの愛情を主軸に描かれ、コモドゥスは史実以上に剣闘士オタクでコスプレ指向の無能な皇帝として描かれる。
 ルシラ役のソフィア・ローレンが黒髪に黒い眉のせいで、意外なほど日本人ぽく見えた。リヴィウス役のスティーブン・ボイドも目が細いところは少し西洋人ぽくなく思えたかな。