市議会議員選挙

 きょうは選挙の投票日だった。朝、中野ブロードウェイに行く前に投票所になっている最寄りの小学校に行って投票を済ませた。

 前回の市議会議員選挙の結果を調べた。トップ当選は40代の無所属の女性議員。2位は30代の無所属の男性議員。トップと2位の得票数はほぼ2倍の差がある。ちなみに投票率は50%足らずだが、トップ当選者は有効票数の約10%を取っている。この二人は今回も候補者となっているので、おそらくは今回も当選することだろう。そこで私はこの二人以外に投票することにした。何人かの議員は定期的に朝駅頭で活動報告を配ったりしているので顔と名前と喋り方くらいはわかるようになっている。その中で、さきほどのトップと2位だった候補者以外のうち、話し方がもっともしっかりしていそうな人に投票することにした。今回の選挙では31名のうち26名が当選するので、普段から活動が目につくような人たちはほぼ全員当選することだろう。

 出かける前に市議会の議事録をピックアップして読んでみたのだが、どうも感心しない。議題を読み上げた後、反対意見を述べる議員が発言し、次に賛成意見を述べる議員が発言し、議長が起立による採決を取ると結果が確定し、次の議事に移る。この繰り返しだ。一度ずつ反対と賛成の意見が述べられるだけである。反対意見を賛成意見が十分に論破しているとも見えないのに反対派からの再発言もない。議論を尽くしているという感じがしない。もっとしっかり議論してほしいものだ。

[追記]
 開票結果が出ていた。前回とはトップと2位が入れ替わったようだ。得票率もトップと2位ではほぼ2倍の差がある。私が投票した人も当選していた。