蟹工船

 作品自体も名作とされているだけのことはあるにしても、若山弦蔵さんの朗読が、自分で(脳内で音読して)読むよりも、ずっとよかった。参りました。

 単に声が渋いだけでなく、緩急もみごとで、ご当人が北海道生活が長かったというだけあって、東北/北海道の訛りも堂に入ったもの。実にすばらしい。

 この朗読は、うますぎる。