イエス・キリストの磔刑[A.D.33年4月3日?]
ゆっくり読んでいます。「世界を変えた歴史的な日 その時、歴史は動いた」。
- 作者: ハイウェルウイリアムズ,Hywel Williams,平野和子
- 出版社/メーカー: 清流出版
- 発売日: 2009/06/01
- メディア: 単行本
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ともあれ、もしもイエスが「はりつけ」という、こうまで派手な死に方をしなかったら、いまのキリスト教はなかったかもしれません。そう考えると、イエスが磔になって死んだことは歴史を大きく動かしたと言ってもよさそうです。
キリスト教徒はよく首にロザリオを掛けているような印象がありますが、死刑の刑具を身につけたり祈りの対象にしてみたりする宗教というのは、客観的にみるとかなり異様な気がします。十字架こそ見慣れているものの、あれがもしギロチンだったり絞首刑の紐だったりしたら、ちょっと怖いと思います。それにしても、もしもイエスが磔ではなく絞首刑で死んでいたら、いまごろキリスト教徒は首からてるてる坊主を掛けていたのでしょうか。それはそれで、ちょっとほほえましいような気もしないではありませんけど。