仕事での単純作業のくりかえしを省くために Selenium IDE を使ってみました。

 プログラムを作る仕事をしています。
 プログラムを作る仕事を手伝う仕事かもしれません。
 ブラウザから一連の操作をしてその結果プログラムがどんな状態になるかを確認していく作業を手分けしてやっています。
 プログラムのテストには膨大な場合分けがあります。
 それをぜんぶ、ブラウザの操作結果の画面と、その奥で動くプログラムのログファイルを付き合わせて調べるのです。
 とくに、ブラウザの操作の繰り返しがめんどうです。
 そこだけでも自動化できたら楽になります。
 Selenium IDE というツールが役に立ちました。Firefoxで動くツールです。
 あらかじめいくつかの決まった操作を記録しておいて、その記録した内容を自動的に再現することができるのです。
 テストではいろいろな値の組み合わせをたくさんやってみて調べるのですが、だいたいの操作の流れにはいくつかのパターンがあります。
 Selenium IDE で記録した操作を型枠として、いろいろな値の組み合わせをその型枠に流し込めば、楽になります。
 それで、操作の型枠から実際のいろいろな操作を作り出すようなプログラムをこしらえました。
 Seleniumu IDE はブラウザの操作の自動化のためのツールなので、それ以外のログファイルとの突き合わせまではそれではできません。それでもだいぶん楽になりました。
 テスト項目ひとつあたりにクリックしたり、プルダウンメニューを選んだり、テキスト入力したりする回数が何回分も省略できました。テスト項目は全部で何百個もあるので、大助かりです。