7月の読書メーター

読んだ本の数:18冊
読んだページ数:4803ページ

天狼星の侵略 (1976年) (角川文庫)天狼星の侵略 (1976年) (角川文庫)
市立図書館のリサイクル棚にあったのでこのシリーズのこの1巻目ともう一冊2巻目をもらってきた。アシモフが元はポール・フレンチというペンネームで上梓したジュブナイルSFだが、依光隆のイラストともあいまって古めかしい未来のイメージを醸し出している。科学好き歴史好き政治好きのアシモフらしいストーリーだ。
読了日:07月28日 著者:アイザック・アジモフ
プリンセス・ブライド (ハヤカワ文庫FT)プリンセス・ブライド (ハヤカワ文庫FT)
ウィリアム・ゴールドマン、小説を「騙る」。なんと饒舌な物語だろう。パロディか。ジョークか。いや、やっぱりマジか?
読了日:07月27日 著者:佐藤 高子,ウィリアム・ゴールドマン
作文ダイキライ―清水義範のほめほめ作文道場 (学研M文庫)作文ダイキライ―清水義範のほめほめ作文道場 (学研M文庫)
前著「清水義範の作文教室」は文句なしにおもしろかった。けして悪くはないのだけれど、これはその後で読むとやや二番煎じな感じが否めない。
読了日:07月26日 著者:清水 義範
中国名詩選 下    岩波文庫 赤 33-3中国名詩選 下  岩波文庫 赤 33-3
下巻は清の時代まで。毛沢東が作った詩まで入っている。
読了日:07月26日 著者:
シェイクスピア星物語シェイクスピア星物語
企画は素晴らしい。しかし踏み込みが浅い。もったいない。
読了日:07月25日 著者:香西 洋樹
3秒でハッピーになる 名言セラピー3秒でハッピーになる 名言セラピー
怪しいのもあるけど、心つかまれるのもある。名言といってもいわゆる名言ではない。あちこちから集めた、ちょっといい言葉。それをちょっと思わせぶりに(?)紹介し、持ち上げて、それからちょこっとまぜっかえして、ひとつ1ページから3ページくらいに膨らませてある。おもしろい。アンドレ・ブルトンのエピソードだと書かれていた話が感動的だったけど、ほんとなのかなあ。
読了日:07月20日 著者:ひすい こたろう
新釈漢文大系〈34〉楚辞 (1970年)新釈漢文大系〈34〉楚辞 (1970年)
屈原の天問は、岩波文庫の「中国名詩選(上)」では一部抜粋だったので全体を読んでみたくなり図書館でこれを借りて天問だけ読んだ。ひととおり眺めてはみたが、しかしそもそも天問は屈原が全部そのとおりの順序で書いたかどうかも怪しいらしい。
読了日:07月18日 著者:
中国名詩選〈中〉 (岩波文庫)中国名詩選〈中〉 (岩波文庫)
李白杜甫といった唐代の有名詩人の作はこの中巻にある。漢文とその下に読み下し文があり、さらに続けて現代語の意訳が書かれている。読み下し文では漢文では踏んでいる韻が踏まれていない。意訳ではたとえば裳をスカートのように訳していたりして多少違和感があった。安史の乱に関わる作品が多く、安史の乱についての興味が少し湧いた。
読了日:07月15日 著者:
センス・オブ・ワンダーセンス・オブ・ワンダー
小さい薄い本。白く硬い表紙。小さなきれいな写真。さらりとした文章だが感覚を研ぎすませてものごとに心を傾けて書かれた内容は詩的に思える。
読了日:07月14日 著者:レイチェル カーソン
中国名詩選〈上〉 (岩波文庫)中国名詩選〈上〉 (岩波文庫)
屈原の天問が宇宙関係のニュートン増刊号に一部引用されていたので全体を読んでみたくなって図書館で借りたのだが、全体は掲載されていなかった。ついでに高校以来あまりなじみのない漢詩に触れてみようと(上)(中)(下)を借りた。これはその上巻。屈原の天問も一部だがこの上巻にある。しかし残念なことにあまり感銘は受けなかった。
読了日:07月12日 著者:
おしゃべりな宇宙―心や脳の問題から量子宇宙論までおしゃべりな宇宙―心や脳の問題から量子宇宙論まで
帯に「科学するってこういうことだったのか!」とある。しかし、科学のしかたがわかる本というわけではない。むしろ科学を肴に世界を楽しんでみせてもらっている感じだ。「科学?おもしろいよ!だってこうでしょ、ああでしょ、そうでしょ、それにこうなんだから!」みたいな感じ。やや物理・天文・数学に寄っている感じもあるが化学・生物学・認知心理学などへの言及も縦横に駆使している。語り口は詩的で、描いてみせてくれるイメージは鮮やかだ。
読了日:07月11日 著者:K.C. コール
ウンココロ ~しあわせウンコ生活のススメウンココロ ~しあわせウンコ生活のススメ
誕生日のプレゼントにもらった。すぐ読める。おもしろい。ウンコにときめく。わくわくしながら医学的な知識もちょっとだけ身に付く。
読了日:07月09日 著者:寄藤 文平,藤田 紘一郎,寄藤 文平,藤田 紘一郎
Clean Code: A Handbook of Agile Software Craftsmanship (Robert C. Martin Series)Clean Code: A Handbook of Agile Software Craftsmanship (Robert C. Martin Series)
書店で和書が出ていたのを見かけた。パラパラ読むとおもしろそうだった。Amazonでみると洋書を古書で買うと安かった。きょうはざっと流し読み。また読もう。
読了日:07月09日 著者:Robert C. Martin
アイデア・スイッチ 次々と発想を生み出す装置アイデア・スイッチ 次々と発想を生み出す装置
あちこちで発表されているアイデア・スイッチを、著者なりに消化した上で紹介している。アイデアのこねくりまわし方の参考になりそうだが、リストの数が多いとなかなか覚えきれない。参照しながらやってみるのが適当だろう。覚えきれないくらい多様な眺め方をしてみることがアイデアを生むのだと思えば、それで悪くはなさそうだ。
読了日:07月06日 著者:石井 力重
マインドマップ資格試験勉強法マインドマップ資格試験勉強法
たしかに良書だ。マインドマップを表題に掲げ、本文中でもマインドマップを盛んに取り上げているが、マインドマップでなくてもいいかもしれない。目的、メリット、デメリット、抵抗要因、達成の喜びを意識化し目に見えるように紙に書くことで意思と意欲をかためる。試験なら過去問に実際に出る学習対象に絞って慣れ、反射的にわかるようになるまで継続的に繰り返すことで解答力を身につける(板に付ける)。当然のことだが、なかなかできないことでもある。それをやってみようという気にさせるべく、わかりやすく簡潔にメリハリを付けて書かれている
読了日:07月06日 著者:萩原 京二,近藤 哲生
あさりよしとお短編集 (少年キャプテンコミックス)あさりよしとお短編集 (少年キャプテンコミックス)
1989年版を読んだ。重なるのも多いが違うのも読める。
読了日:07月02日 著者:あさり よしとお
あさりよしとお短編集 (少年キャプテンコミックス)あさりよしとお短編集 (少年キャプテンコミックス)
1994年版のほうを読んだ。「宇宙刑事バスター」は「ただいま寄生虫」ネタだがほのぼの感が少なく、ややハードなイメージ。木星ピケットラインは処女作だそうだが、さすがに絵もストーリーもギャグもこなれていない。それなりにはおもしろいが、まだ「あさり節」というところまで突き抜けていない。
読了日:07月01日 著者:あさり よしとお
細腕三畳紀 (アフタヌーンKC)細腕三畳紀 (アフタヌーンKC)
三葉虫を愛するすべての人に。みたいな。
読了日:07月01日 著者:あさり よしとお

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