すっぱムーチョ
こたつのテーブルの上に、湖池屋の「すっぱムーチョ」の袋がある。
なぜなら、このあいだギネス世界記録博物館に行ったからだ。というのは、ギネス世界記録博物館の展示に世界で一番辛い唐辛子というコーナーがあったのである。そこにハバネロを上回る世界で最高に辛い唐辛子はジョロキアとあった。そういえばハバネロもジョロキアも東ハトからお菓子が出てたなと思い、コンビニで「暴君ハバネロ アンビリーバ棒」と「魔王ジョロキア インポッシ棒」を日を前後して買った。どっちが好きか妻に聞いてみたところ、「ハバネロはカラムーチョみたいな味で前から知ってるような味なので、珍しさからジョロキアのほう」ということだった。「魔王ジョロキア」はややすっぱい。すっぱい味といえばカラムーチョの姉妹菓子に「すっぱムーチョ」というのもあったなと、買ってみた。それがこの袋だ。
そのすっぱムーチョの袋を見て「ムーチョ」ってなにかな、と思った。
ベサメムーチョっていうのは聞き覚えのある言葉だけど。
検索してみたら、次のような説明が見つかった。
肯定命令と否定命令を並べてみましょうか。ME の位置が変わることに注目! Bésame mucho. ベサメ・ムーチョ 「いっぱいキスして〜」 No me beses tanto. ノ・メ・ベセス・タント 「そんなにキスしないでよ」 スペイン語で遊ぼう!みんなの広場 http://sea.ap.teacup.com/plazaabierta/101.html
なるほど。
ベサメ・ムーチョは「むっちゃキスして〜」で、
ノ・メ・ベセス・タントは「たんとキスせんでええし」なんだな。
しかしどうして肯定文を否定文にするとムーチョがタントに変わるのかな?
タントが関西弁の『たんと』と発音も意味も同じなのは不思議。
もしかして「たんと」って、スペイン語由来の外来語?