神は神として
1989年1月24日 私は無神論者だが、おそらくそれが唯一の理由で私はこうも長く 生きているのだ。神は私をほしがっていないんだな。
"Yours, Isaac Asimov: A Lifetime of Letters",p.315
24 January 1989 I am an atheist, which is probably the only reason I have lived this long. God won't have me.
冗談めかした言葉ではあるが、アシモフは理屈では完璧に神なんていう仮説は不要だとわかってはいても、たぶん心情的には心の中の素朴な神様のイメージまで消してしまうつもりもなかったんじゃなかろうか。なぜか。おそらくそのほうが楽しいからだ。