上野の科学博物館で開催中の「恐竜博」*1を行くつもりで上野まで行った。
 が、「45分待ち」とか「70分待ち」という札を見て、「恐竜博」は諦める。
 代わりに、「科学技術館」へ。

 「科学技術館*2地下鉄東西線九段下駅で下車して歩くこと10分ほど。
 建物も内装も、30年ほど昔の最先端科学という造形。もっとも、展示内容はさすがに最新の内容を追いかけているはず。最上階の展示では、展示の現物の不思議さはあっても、展示の裏にある科学的な知識を深める手がかりのなさに、ちょっとフラストレーションがたまった。大掛かりなDNAの模型や、建築物の免震構造についての年配の職員の方の子供向けレクチャーは興味深かった。

 三階にある食堂兼売店では、狭い調理場に4人もの人がいて窮屈そうだった。ここではうどんやそば、ピラフにカレーライスにオムライスといったメニューが注文できる。また、カップラーメンをお湯付きで売っていて、それをそこで食べている人もいたりして、あまり美しくはない。とはいえ、空腹をなだめるため、ここでカレーライスを食べて昼食とした。
 帰ってから、録画されているはずの放送大学の講義を見ようとしたが、ゴールデンウィーク中は「ゆとりの期間」らしく、通常の講義はお休み。
 不完全燃焼の一日だった。