ネコヤナギ

きょうの午前中は、「駅前にねこやなぎの木があって、気色悪いから見に行こう」というので、妻と一緒に駅前の緑地にネコヤナギを見に行った。
なるほど、ネコヤナギの木がある。
ねこやなぎ独特の、猫の毛皮を思わせるつぼみには、灰色のうぶ毛のような繊毛が密生している。それだけではなく、それらの半分くらいは、黄色い葯を付けたおしべを繰り広げている。そのようすは、たしかに毛虫のようだ。

毛虫嫌いの人には、気色悪いかもしれない。
とはいえ、なにも毛虫とおなじようにうごめくわけでもないので、さわれないということもない。