エリン・ブロコビッチ

 離婚2回、子供三人の高卒の元ミスコンテストの女王エリン・ブロコビッチが生活苦からある法律事務所に押し掛けで働きはじめる。やがてある町に電力会社の公害疑惑をかぎつけ、調査を進めるうちに調査員としての敏腕を発揮しはじめる。事務所の所長を助けて大規模な公害訴訟を率いてついに勝訴する。実話にもとづいた映画だということだが、口と柄は悪いが顔と頭はいい美女のシンデレラストーリーと言えばそのとおりだ。

 法律事務所の所長が愛すべきタヌキ親父役を非常に好演している。