「恋に落ちたシェークスピア」

 予想外によい映画でした。
 予想外だったのは、タイトルがちょっと安っぽい感じがしたから。
 もっとドタバタの多いラブコメかと想像していたのですが、意外にすばらしい映画でした。
 これ以前に「ロミオ+ジュリエット」を観ていたり、ソネット18番を訳してみたりしていたので、よくわかってよけいによく思えたのかもしれません。
 「ロミオとジュリエット」の続きは「十二夜」で、というようなことが出てきて、そうなのかと思いました。ちょっと読んでみたいなと。
 なかなか感動できました。
 エリザベス女王役のジュディ・デンチの顔は、新喜劇の未知やすえのように見えました。