6月の読書メーター

読んだ本の数:18冊
読んだページ数:4613ページ

オデュッセウスの航海―マンガ・ギリシア神話〈8〉 (中公文庫)オデュッセウスの航海―マンガ・ギリシア神話〈8〉 (中公文庫)
全8巻は長くない。断片的に聞いたことのあるギリシア神話のエピソードがつながることがあって「このエピソードってあのエピソードの続きだったのか」という発見があっておもしろかった。大勢出てくるので名前であのときのあの人物という対応が付かないこともあり、人物間の関係もあやふやになったりしたが、これがマンガでなかったら顔や姿も自分の想像なのでさらに分かりにくかっただろう。ギリシア神話に親しむのには助かる。でももっと別の漫画家でも読んでみたい。あずまひでおの「ポロン」は読んだけどもっとシリアスドラマチック路線のを。
読了日:06月26日 著者:里中 満智子
トロイの木馬―マンガ・ギリシア神話〈7〉 (中公文庫)トロイの木馬―マンガ・ギリシア神話〈7〉 (中公文庫)
読了日:06月26日 著者:里中 満智子
マンガ ギリシア神話〈6〉激情の王女メデイア (中公文庫)マンガ ギリシア神話〈6〉激情の王女メデイア (中公文庫)
メデイア怖い。自分の愛のためなら人を殺すのにもためらいのないブレーキの壊れたハードでタフな女?
読了日:06月26日 著者:里中 満智子
マンガ ギリシア神話〈5〉英雄ヘラクレス (中公文庫)マンガ ギリシア神話〈5〉英雄ヘラクレス (中公文庫)
表紙のヘラクレス棒立ちでかっこわるい。もうちょっとカッコヨク描いてもよさそうな。
読了日:06月25日 著者:里中 満智子
オリンポスのポロン (2) (ハヤカワコミック文庫 (JA783))オリンポスのポロン (2) (ハヤカワコミック文庫 (JA783))
「オリンポスのポロン」のほかに「おちゃめ神物語コロコロポロン」ほかも入ってて、考えようによってはお得かも。
読了日:06月24日 著者:吾妻 ひでお
マンガギリシア神話 (4) (中公文庫)マンガギリシア神話 (4) (中公文庫)
テバイの悲劇は凄惨だなあ。
読了日:06月24日 著者:里中 満智子
オリンポスのポロン (1) (ハヤカワコミック文庫 (JA782))オリンポスのポロン (1) (ハヤカワコミック文庫 (JA782))
ギリシア神話をけっこうしっかり踏まえている。といってもいいものか。ポロンは狂言回し。
読了日:06月23日 著者:吾妻 ひでお
マンガギリシア神話 (3) (中公文庫)マンガギリシア神話 (3) (中公文庫)
ふんふん。ふーん。ふーん。という感じ。
読了日:06月22日 著者:里中 満智子
マンガギリシア神話 (2) (中公文庫)マンガギリシア神話 (2) (中公文庫)
まあまあおもしろい。教養としてもいいのでは?
読了日:06月21日 著者:里中 満智子
オリュンポスの神々―マンガ・ギリシア神話〈1〉 (中公文庫)オリュンポスの神々―マンガ・ギリシア神話〈1〉 (中公文庫)
絵がやや雑な感じもするものの、なかなか得難いシリーズ。各章末のコラムや巻末の解説などもうれしい。
読了日:06月21日 著者:里中 満智子
言語を生みだす本能〈下〉 (NHKブックス)言語を生みだす本能〈下〉 (NHKブックス)
上巻の読みはじめはなかなか読みにくかったような気もするが、次第に引き込まれ、最後は駆け足で読んだ。おもしろかった。言語の天才の例としてヨギ・ベラ、ウラディミール・ナボコフマーティン・ルーサー・キングJr、ウィリアム・シェークスピアが挙げられている箇所(p.148-149)があるが、ヨギ・ベラの例だけはどこがいいのかよくわからなかった。
読了日:06月14日 著者:スティーブン ピンカー
言語を生みだす本能〈上〉 (NHKブックス)言語を生みだす本能〈上〉 (NHKブックス)
生成文法言語学への興味を誘うにはなかなかいい本だと思う。ジョークが多い。
読了日:06月13日 著者:スティーブン ピンカー
The Old Man and the SeaThe Old Man and the Sea
映画とはやはり少し違う。ラストは小説のほうが好き。
読了日:06月10日 著者:Ernest Hemingway
化学入門―周期律表による元素物語 (1966年)化学入門―周期律表による元素物語 (1966年)
102番までしか見つかっていなかった昔の本。40年も前の本なので古い。新しい事は当然反映されていない。けれど歴史についての記述はそう古びることもない。
読了日:06月09日 著者:神保 元二,アイザック・アシモフ
暗算の達人暗算の達人
代数的な公式を四則演算に適用して計算しやすい問題に変形する。いくつかの基礎的な計算結果を暗記しておく。一時記憶を有効に使うために語呂合わせで計算中の数字を覚える。練習を楽しむ余裕があればきっと楽しめるだろう。曜日を当てる方法も載っている。
読了日:06月07日 著者:アーサー・ベンジャミン,マイケル・シェルマー
「間」の極意 (角川oneテーマ21)「間」の極意 (角川oneテーマ21)
間の取り方の実技書かと思いきやそうではなかった。「怒りは無知、おごりは無能、泣くは修行、笑いは悟り」という言葉はなかなかいい。
読了日:06月07日 著者:太鼓持 あらい
人間の本性を考える ~心は「空白の石版」か (下) (NHKブックス)人間の本性を考える ~心は「空白の石版」か (下) (NHKブックス)
競争・不信・名誉が不和と暴力の論理だというホッブスの「リヴァイアサン」、(1)行動特性は遺伝する(2)家庭(共有環境)の影響は遺伝より弱い(3)個人差は遺伝と家庭以外(独自環境)によるというタークハイマーの行動遺伝学の3法則は興味深い。
読了日:06月06日 著者:スティーブン・ピンカー
人間の本性を考える  ~心は「空白の石版」か (中) (NHKブックス)人間の本性を考える ~心は「空白の石版」か (中) (NHKブックス)
基本的に人間の本性は自然科学の言葉で理解可能なものでそこに宗教的だったり超自然的な仮定を持ち込む必然性はない(無意味だとも無価値だともあえていわないが)という主張。愛や道徳も進化論で解釈できないと考えるのは早計だ。しかし愛や道徳や魂(に変わるもの)が生物学や化学や物理学で理解できるからといって悲観も楽観もするべきではないとも。
読了日:06月04日 著者:スティーブン・ピンカー

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